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ミニチュアシュナウザーの特徴と性格、飼い方について

はじめに

ミニチュアシュナウザーのイメージ画像

皆様、お疲れ様です。ポンちゃんです。
犬の紹介シリーズということで、今回は「ミニチュアシュナウザー」について書こうと思います。
ミニチュアシュナウザーを家族として迎え入れようと検討している方、あるいはミニチュアシュナウザーと既に一緒に暮らしている方も一度は下記のように考えたことがあると思います。

ミニチュアシュナウザーってどのような犬なのか
ミニチュアシュナウザーってどのように飼うのか

この記事では以下の内容について紹介します。

本記事の内容

・ミニチュアシュナウザーの特徴
・ミニチュアシュナウザーの性格
・ミニチュアシュナウザーの飼い方

この記事を読むことで、ミニチュアシュナウザーに対する知識が深まり、さらにはミニチュアシュナウザーに対する愛がより深まっていると思います。

ミニチュアシュナウザーの特徴

ミニチュアシュナウザーのイメージ画像

ミニチュアシュナウザーの特徴について紹介します。

ミニチュアシュナウザーとは

ミニチュアシュナウザーは可愛い眉毛と口ヒゲが特徴的なドイツ原産のシュナウザーの1種です。シュナウザーには、スタンダードシュナウザー、ジャイアントシュナウザー、ミニチュアシュナウザーの3種類がいます。その中でもミニチュアシュナウザーは、スタンダード・シュナウザーの小ぶりな体を基礎にプードル等を配合させて更に小型化させており、農場のネズミを捕まえることを目的に作られました。また、「シュナウザー」とは「ヒゲ」を意味する言葉です。

ミニチュアシュナウザーの大きさ

ミニチュアシュナウザーの大きさを下記に示します。

ミニチュアシュナウザー(オス)
体高:30cm~35cm
体重:5kg~8kg

ミニチュアシュナウザー(メス)
体高:30cm~35cm
体重:4kg~7kg

ミニチュアシュナウザーの平均寿命

ミニチュアシュナウザーの平均寿命を下記に示します。

平均寿命:12歳〜15歳

ミニチュアシュナウザーは小型犬ですので、参考として下記にの年齢換算表を紹介します。

犬の年齢人間に換算
1ヶ月1歳
2ヶ月3歳
3ヶ月5歳
6ヶ月9歳
9ヶ月13歳
1年17歳
1年6ヶ月20歳
2年24歳
3年28歳
4年32歳
5年36歳
6年40歳
7年44歳
8年48歳
9年52歳
10年56歳
11年60歳
12年64歳
13年68歳
14年72歳
15年76歳
16年80歳
17年84歳
18年88歳
19年92歳
20年96歳
小型犬の年齢換算表

ミニチュアシュナウザーの毛色

<ソルト&ペッパー>
ミニチュアシュナウザーの中で1番人気がある毛色です。
読んで字の如く、塩と胡椒をかけた振りかけたような白色と黒色が混ざった毛色(グレーのような色)をしています。

<ブラック&シルバー>
ミニチュアシュナウザーの中で2番人気の毛色です。
ソルト&ペッパーの白と黒の混ざり合った毛色に対して、ブラック&シルバーは、白と黒の毛色の部分がはっきりと分かれています。

<ブラック>
ミニチュアシュナウザーの中で3番人気の毛色です。
全身が黒い毛で覆われることにより、長い眉毛や、ヒゲも高貴でエレガントなイメージを与えてくれます。

<ホワイト>
ミニチュアシュナウザーの中で4番人気の毛色です。
全身が白い毛で覆われるため、純白や清潔感漂うイメージを与えてくれますが、白い毛故に汚れが目立つこともあります。こまめにお手入れすることが必要です。

<ウィートン>
ミニチュアシュナウザーの中で5番人気の毛色です。
ウィートンカラーとは、ミルクティーのような毛色であり、レアカラーと位置づけられています。

ミニチュアシュナウザーのかかりやすい病気

<外耳炎>
耳が垂れているため耳垢が出来てしまい、そこから細菌が繁殖して炎症を起こしてしまう病気です。
対策:こまめに耳のお手入れをする

<膿皮症>
皮膚に細菌が感染することによってかゆみや脱毛、皮膚の赤みや湿疹を引き起こす皮膚病です。
対策:適度なシャンプーを行う、生活環境を清潔に保つ

<尿石症>
尿に含まれるさまざまなミネラル成分が結晶化し、泌尿器官で結石となり、さまざまな症状を引き起こす病気です。
対策:バランスとれた食事を与える、水分の摂取量を増やす、ストレスのない環境を作る

<僧帽弁閉鎖不全症>
高齢の小型犬に多い心臓病で、心臓の弁が閉じにくくなることにより血液の一部が逆流してしまう病気です。
対策:肥満防止、塩分の高い食事を控えさせる

ミニチュアシュナウザーの性格

ミニチュアシュナウザーは好奇心旺盛で遊び好きな性格です。飼い主に対して従順なところがあるため、家族に対してとても愛情深いです。また、他の犬とも友好的なところがあり、すぐに仲良くなれますが、勇敢な面も持ち合わせているため、他の犬に対して敵対心を抱く場合もあります。

ミニチュアシュナウザーの飼い方

ミニチュアシュナウザーのイメージ画像

ミニチュアシュナウザーの飼い方について紹介します。

環境

ミニチュアシュナウザーは密集した毛で覆われているため、寒さに対しては強いのですが、暑さに対しては弱い犬種です。夏場は熱中症にかからないように、たっぷりの水を用意してあげて、飼い主が不在の時もエアコンを付けるなどして温度調節をしてあげる必要があります。
また、ミニチュアシュナウザーが行動する範囲内に電池や小さな部品等、誤飲してしまうものが無いようにしましょう。電源コードも噛んでしまう可能性があるため、市販のカバーを取り付ける等の工夫が必要となります。

運動

ミニチュアシュナウザーは運動好きであり、室内犬においては室内運動だけでは十分ではありません。1日に2回は外で散歩してあげるのが理想的です。
また、定期的にドックランや公園等広い場所でミニチュアシュナウザーが走れるようにしてあげるとよいでしょう。

ご飯

ミニチュアシュナウザーは肥満になりやすい犬種とされています。肥満予防のためにも、高タンパク、低脂肪、低カロリーのドッグフードを与えるようにしましょう。
食事の回数については、成長過程によって回数が異なりますが、最終的には1日に2回(朝1回、晩1回)与えると良いでしょう。

お手入れ

ミニチュアシュナウザーは抜け毛が比較的少ない犬種です。しかし抜け毛が少ないとはいえ、毛が伸びてくると絡みやすくなってしまうので、月に1回程度のトリミングが必要になってきます。
ブラッシングについては足元に毛玉ができやすいため、定期的にブラッシングしてあげるようにしましょう。ブラッシングの頻度としては毎日行う事がおすすめですが、難しいようであれば、最低でも週に1回は行うようにしましょう。
また、ミニチュアシュナウザーはヒゲが特徴的であるため、食後に汚れがつきやすいです。食後は口の周りを拭いてあげて清潔に保つようにしましょう。

しつけ

ミニチュアシュナウザーは賢い犬種のためしつけがしやすいです。しかし頑固な面も持ち合わせているため、ミニチュアシュナウザーに対して一方的にしつけを押し付けていくと中々言うことをきいてくれません。ミニチュアシュナウザーのしつけは褒めて伸ばすことを心掛けましょう。上手に出来た時は大袈裟に褒めてやり、失敗した時は怒らないようにすると良いでしょう。

まとめ

今回の記事では、ミニチュアシュナウザーの特徴と性格、飼い方についてご紹介しました。

この記事を参考にしていただき、皆様のミニチュアシュナウザーに対する理解を深められる手助けになれればと思います。

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