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トイプードルの特徴や性格、飼い方について

はじめに

2匹のトイプードル

皆様、お疲れ様です。ポンちゃんです。
犬の紹介シリーズということで、今回は「トイプードル」について書こうと思います。
トイプードルを家族として迎え入れようと検討している方、あるいは既に一緒に暮らしている方も一度は下記のように考えたことがあると思います。

トイプードルってどのような犬なのか
トイプードルってどのように飼うのか

この記事では以下の内容について紹介します。

本記事の内容

・トイプードルの特徴
・トイプードルの性格
・トイプードルの飼い方

この記事を読むことで、トイプードルに対する知識や愛がより深まっていると思います。

トイプードルの特徴

走っているトイプードル

トイプードルの特徴について紹介します。

トイプードルとは

一般的にフランス原産とされている、スタンダード・プードルが小型に品種改良された犬種です。
「プードル」という呼び方の語源は、ドイツ語の「水辺でバシャバシャ泳ぐ」という「プデル」から名付けられたといわれています。
ちなみにフランスでは「カニシェ(鴨犬)」と呼ばれています。

トイプードルの大きさ

トイプードルの大きさを下記に示します。

トイプードル(オス)
体高:24cm~28cm
体重:3kg~4kg

トイプードル(メス)
体高:24cm~28cm
体重:3kg~4kg

また、プードルはその他にも種類があり、種類によって大きさが異なります。
下記に示しますので参考にしてみてください。

参考

  • ミニチュア・プードル(体高:28~35cm程度、体重:7kg程度)
  • ミディアム・プードル(体高:35~45cm程度、体重:15~18kg程度)
  • スタンダード・プードル(体高:45~62cm程度、体重:23~25kg程度)

トイプードルの平均寿命

トイプードルの平均寿命を下記に示します。

平均寿命:13歳〜16歳

トイプードルは小型犬ですので、参考として下記にの年齢換算表を紹介します。

犬の年齢人間に換算
1ヶ月1歳
2ヶ月3歳
3ヶ月5歳
6ヶ月9歳
9ヶ月13歳
1年17歳
1年6ヶ月20歳
2年24歳
3年28歳
4年32歳
5年36歳
6年40歳
7年44歳
8年48歳
9年52歳
10年56歳
11年60歳
12年64歳
13年68歳
14年72歳
15年76歳
16年80歳
17年84歳
18年88歳
19年92歳
20年96歳
小型犬の年齢換算表

トイプードルの毛色

トイプードルは生まれた時が1番毛色が濃い状態であり、そこから成長していくにつれ、だんだん毛色が薄くなってきます。
下記に様々な毛色を紹介していきます。

<レッド>
レッドはトイプードルの中でも1番人気とも言われているカラーであります。
毛色がレッドといっても赤色のトイプードルというわけではなく、どちらかというとブラウン(茶色)でイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

<アプリコット>
アプリコットは2番人気の毛色です。アプリコットという言葉自体は聞いたことがあるという方もいるかと思いますが、実際の毛色って?となると思いますが、アプリコットは薄いオレンジ色のような毛色であります。

<ブラック>
ブラックは3番人気の毛色です。全身黒色で覆われたトイプードルは小型犬ながらも品があり、勇ましい雰囲気を漂わせます。

<シルバー>
シルバーは4番人気の毛色です。なかなかお目にかかることができないシルバーの毛色は、子犬の頃はブラックに近い毛色をしていますが、成長していくにつれてシルバー色の輝かしい色になっていきます。また、グレーとホワイトの中間色になるので、多少白色の毛が混ざることもあります。

<ホワイト>
ホワイトは5番人気の毛色です。白色の毛で覆われたトイプードルはとても清潔感にあふれています。ただ、その清潔感あふれる毛色は、しっかりお手入れをしてあげないと汚れが目立ってしまうという面も持ち合わせております。

<クリーム>
クリームは6番人気の毛色です。アプリコットの薄いオレンジ色をさらに薄くして、黄色味を帯びたクリーミーな色です。

<ブラウン>
ブラウンは7番人気の毛色です。ブラウンとレッドの中間色で鼻の色もチョコレートブラウンであり、なかなか街で見掛けない毛色なため注目を集める毛色でもあります。

トイプードルのかかりやすい病気

<外耳炎>
耳が垂れているため耳垢が出来てしまい、そこから細菌が繁殖して炎症を起こしてしまう病気です。
予防対策:こまめに耳のお手入れをする

<膝蓋骨脱臼>
大腿骨の溝にはまっている膝蓋骨という膝の骨が、内側や外側に外れてしまう症状です。
予防対策:肥満にならないように体重管理をする

<気管虚脱>
肺へ空気を送る気管が潰れてしまい、軽い咳や酷い場合は呼吸困難を起こしてしまう病気です。
予防対策:肥満防止、首輪のサイズを気をつける、散歩はハーネスを使用する

<レッグペルテス>
大腿骨が成長する時期に関節周囲に炎症が起こり、大腿骨への血液供給が悪くなることで、大腿骨頭が壊死してしまう病気です。
予防対策:予防法は困難です。歩き方が通常とおかしいと感じたら獣医に診てもらいましょう。

<水頭症>
脳脊髄液の流れが滞ったり、脳脊髄液の産生量が増してしまうことで、脳を圧迫し失明や歩行異常、姿勢異常などの神経症状が現れる病気です。
予防対策:予防法は困難です。犬がぼーっとしていたり、感覚が鈍くなっていたら獣医に診てもらいましょう。

トイプードルの性格

実はトイプードルの性格は毛色によって違うとされています。毛色ごとに性格を紹介していきます。

<レッド>
レッドの毛色を持つトイプードルは、明るく活発でやんちゃな性格です。他のカラーと比べて個体差はありますが、落ち着きに欠けると言われることがあります。やんちゃな性格故に、飛び回ったりわんぱくをするのに対して毎回相手にしてしまうと、騒いだら構ってくれると勘違いしてしまうため、必ず落ち着くのを待ってから相手にするようにしましょう。

<アプリコット>
アプリコットの毛色を持つトイプードルは、レッドに近い性格とも言われることがありますが、神経質で我が強いといった性格もあります。散歩の時に色々な物や人、他の犬と触れ合う機会を作ることにより社会性を身につけていくので、徐々に慣らすようにしていきましょう。

<ブラック>
ブラックの毛色を持つトイプードルは、他のカラーのトイプードルよりも忠誠心が強く、賢い傾向があります。また、知能も高いためしつけがしやすいく、穏やかな性格であります。

<シルバー>
シルバーの毛色を持つトイプードルは、落ち着きがある性格であります。しかし、マイペースな面も持ち合わせているため、好き勝手させないようにすることが重要といえます。

<ホワイト>
ホワイトの毛色を持つトイプードルは、賢く、友好性がある性格です。しかし、警戒心が強いという面も持ち合わせているため、散歩などをして色々なものと触れ合わせることにより警戒心を解いていくことが重要です。

<クリーム>
クリームの毛色を持つトイプードルは、甘えん坊で少しわがままな性格があります。可愛いからといって甘やかさないように気を付けることが重要です。

<ブラウン>
ブラウンの毛色を持つトイプードルは、マイペースで自立心が強い性格です。そのため、留守番などは比較的得意とされていますが、マイペースな性格故に、しつけは苦労するかもしれません。しつけトレーニングは根気強く行うことが重要です。

トイプードルの飼い方

それではトイプードルの飼い方について紹介します。

環境

トイプードルは大きな段差がある所から飛び降りたら骨折してしまう可能性があります。子犬の頃はソファと床までの段差であっても危険です。大きな段差を無くすことや、大きな段差のある所に行かせないという工夫が必要になってきます。また、床材も気を配る必要があります。トイプードルは関節が弱いので、滑りやすい床をいつも走り回っていたら、関節に負荷がかかっていき、炎症を起こす可能性があります。マットを敷くなど、床面を滑りにくくする工夫にしておくようにしましょう。

運動

トイプードルは活発で運動が大好きです。家での遊びや散歩での運動がとても大事になってきます。日に30分程度の散歩をしてあげたり、家の中でもおもちゃ等を利用して遊んであげましょう。散歩は精神面の健康や社会性を養うためにも重要です。一日中同じ空間で刺激がない生活を送れば、トイプードルもストレスが溜まってしまいます。また、他の犬や人との交流がないと臆病で神経質な性格になりがちです。獣医やトリマーさんに預けるたびに暴れたり怯えたりするのは困りものとなってしまいますので、子犬の時期から外に連れ出して色々な人や犬と触れ合わせ、おおらかなトイプードルに育てましょう。

ご飯

おすすめなのが総合的に栄養バランスの取れたカリカリご飯です。ペットショップに置いてありますので、分からない場合は獣医さんや店員さんに聞いてみるのがベストです。ただ、幼い間は固いカリカリご飯をそのまま与えてしまうと内臓に負担を与えて下痢や体調を崩してしまう原因になってしまうので、カリカリご飯をふやかして与えると良いでしょう。

お手入れ

トイプードルは毛がかなり伸びます。それによって毛玉が出来たり、伸びた毛が目に入ったり、肉球の滑り止め防止機能を阻害してしまうことになりますので、毛玉が出来ないように日頃のブラッシングや定期的なトリミングを心掛けましょう。なお、ブラッシングの目安としては、最低でも1週間に2〜3回は行うようにしましょう。トリミングの目安としては1~1.5ヶ月に1回のペースがおすすめです。爪切りや口腔ケアについては、飼い主さん自ら出来るようならいいのですが、出来ない場合はトリミングの時に一緒にトリマーさんにお願いしてやってもらいましょう。

しつけ

トイプードルのしつけの時期は早ければ早いほど効果的です。まずはちょっとずつ身体に触れていくことで、身体を触られることに慣れさせましょう。そして、ちょっとずつ愛犬の行動範囲を広げてあげることで、日常生活における様々な環境に慣れさせてあげましょう。また、噛み癖を直すトレーニングやイタズラをした時には、「ダメ」、「ノー」など短い言葉で声を低くして叱りましょう。手を出したりしてしまうと手を怖がる原因となるのでやめてください。

まとめ

今回の記事では、トイプードルの特徴と性格、飼い方についてご紹介しました。

この記事を参考にしていただき、皆様のトイプードルに対する理解を深められる手助けになれればと思います。

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