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ヨークシャーテリアの特徴と性格、飼い方について

はじめに

ヨークシャテリアのイメージ画像

皆様、お疲れ様です。ポンちゃんです。
犬の紹介シリーズということで、今回は「ヨークシャーテリア」について書こうと思います。
ヨークシャーテリアを家族として迎え入れようと検討している方、あるいはヨークシャーテリアと既に一緒に暮らしている方も一度は下記のように考えたことがあると思います。

ヨークシャーテリアってどのような犬なのか
ヨークシャーテリアってどのように飼うのか

この記事では以下の内容について紹介します。

本記事の内容

・ヨークシャーテリアの特徴
・ヨークシャーテリアの性格
・ヨークシャーテリアの飼い方

この記事を読むことで、ヨークシャーテリアに対する知識が深まり、さらにはヨークシャーテリアに対する愛がより深まっていると思います。

ヨークシャーテリアの特徴

ヨークシャテリアのイメージ画像

ヨークシャーテリアの特徴について紹介します。

ヨークシャーテリアとは

ヨークシャーテリアはイギリス原産で、19世紀中頃にイギリスのヨークシャー地方で家庭に発生するネズミ退治用の犬として誕生しました。

当初は今のヨークシャーテリアよりもずっと大きく毛質も硬かったのですが、その後、小型化が進み、毛質も滑らかになっていったので、イギリス庶民だけでなく、上級貴族にも愛されるようになりました。

また、ヨークシャーテリアは毛質の美しさからも「動く宝石」と呼ばれています。

ヨークシャーテリアの大きさ

ヨークシャーテリアの大きさを下記に示します、

ヨークシャーテリア(オス)
体高:18cm~23cm
体重:2kg~3kg

ヨークシャーテリア(メス)
体高:18cm~23cm
体重:2kg~3kg

ヨークシャーテリアの平均寿命

ヨークシャーテリアの平均寿命を下記に示します。

平均寿命:13歳〜16歳

ヨークシャーテリアは小型犬ですので、参考として下記にの年齢換算表を紹介します。

犬の年齢人間に換算
1ヶ月1歳
2ヶ月3歳
3ヶ月5歳
6ヶ月9歳
9ヶ月13歳
1年17歳
1年6ヶ月20歳
2年24歳
3年28歳
4年32歳
5年36歳
6年40歳
7年44歳
8年48歳
9年52歳
10年56歳
11年60歳
12年64歳
13年68歳
14年72歳
15年76歳
16年80歳
17年84歳
18年88歳
19年92歳
20年96歳
小型犬の年齢換算表

ヨークシャーテリアの毛色

ヨークシャーテリアは生まれてから本来の毛色になるまで2年程かかると言われており、毛色は7回程変化すると言われています。
それを踏まえて毛色の紹介をしたいと思います。

<ブラック&タン>
生まれたばかりのヨークシャーテリアはほとんど毛色が「ブラック&タン」となります。全体的に黒色ですが、眉毛や口周り、手足の先、胸元に「タン」と呼ばれる黄色がかった茶色があります。この「ブラック&タン」を基に成長するに従い、様々な色に変化していきます。

<ブラック&ゴールド>
「ブラック&ゴールド」は、ブラックの毛色は変化せず、タンの部分がゴールドに変化した状態のことです。成長の過程でこの毛色になることが多いようです。

<ブルー&タン>
「ブルー&タン」のブルーとは一見黒い色のよう見えますが若干青みがかった色のことです。とても美しい毛色で、「動く宝石」と呼ばれているのもこの毛色のことを指します。

参考

明るめの青色:「ライトスチールブルー」
タン混ざり :「スチール&タン」

暗めの青色 :「ダークスチールブルー」
タン混ざり :「ダーク&タン」

<ブルー&ゴールド>
「ブルー&ゴールド」は、ブルー&タンの毛色のタンの部分が徐々にゴールドに変化した状態のことです。光に当たると艶のあるきれいなブルーと光沢のある美しいゴールドの毛色に覆われたヨークシャーテリアは、小さいながらにとても魅力的です。
ただし、この毛色はとても少ないようです。

参考

明るめの青色 :「ライトスチールブルー」
ゴールド混ざり:「スチール&ゴールド」

暗めの青色  :「ダークスチールブルー」
ゴールド混ざり:「ダーク&ゴールド」

ヨークシャーテリアのかかりやすい病気

<膝蓋骨脱臼>
大腿骨の溝にはまっている膝蓋骨という膝の骨が、内側や外側に外れてしまう症状です。
予防対策:肥満にならないように体重管理をする

<僧帽弁閉鎖不全症>
高齢の小型犬に多い心臓病で、心臓の弁が閉じにくくなることにより血液の一部が逆流してしまう病気です。
予防対策:肥満防止、塩分の高い食事を控えさせる

<気管虚脱>
肺へ空気を送る気管が潰れてしまい、軽い咳や酷い場合は呼吸困難を起こしてしまう病気です。
予防対策:肥満防止、首輪のサイズを気をつける、散歩はハーネスを使用する

<低血糖症>
血中の糖分濃度が著しく低下してしまう病気です。 血糖値が低下すると脳が大きく影響を受け、無気力状態や痙攣発作などの症状を起こします。
予防対策:室温調整、空腹状態にならないようにする(おやつの時間を設ける等)

ヨークシャーテリアの性格

ヨークシャーテリアは好奇心旺盛で活発であります。そして、物怖じもすることがないため勇敢に動き回ります。
また、飼い主や家族に対しては深い信頼を寄せてベッタリ甘えたがります。
しかし、その甘えん坊気質から、飼い主や家族と離れると食欲が落ちたり、あまり活発でなくなってしまう等の面も持ち合わせております。

ヨークシャーテリアの飼い方

ヨークシャテリアのイメージ画像

ヨークシャーテリアの飼い方について紹介します。

環境

小型犬のヨークシャーテリアは骨や関節のトラブルを起こしやすい犬種です。滑りやすいフローリングの床を歩いたり走ったりすることで滑ってしまい、骨折や脱臼をしてしまう可能性があります。フローリングにはカーペット等を敷いて滑らない対策をとる必要があります。
また、段差等も骨折の原因となりますので、段差が高いソファがある場合は、ちょっとした階段を設置して、そこから昇り降りさせてあげるといいでしょう。

運動

ヨークシャーテリアは歩きすぎると膝に負担がかかりやすいため、長時間の散歩は避けた方がよいです。ちょっとした気分転換や運動不足解消の意味も込めて、1日2回で5~10分位の散歩を行うようにしましょう。

ご飯

ヨークシャーテリアの骨や関節を丈夫にするためにも、良質な肉や魚が原材料となったドッグフードを食べさせるようにしましょう。
また、ヨークシャテリアの綺麗な毛並みを維持するためにもオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸が含まれているドッグフードを食べさせてあげると良いでしょう。

お手入れ

ヨークシャテリアは抜け毛は少ないです。しかし細くて絡まりやすい毛質のため日々のブラッシングは欠かさないようにしましょう。
トリミングに関しては月に1回程度がいいでしょう。トリミングのタイミングで爪切りや耳掃除、肛門腺絞りをトリマーさんにしてもらうプランがおすすめです。

しつけ

ヨークシャテリアのしつけは比較的難しいとされています。しつけをする上で最も大切なことは飼い主との主従関係です。飼い主がリーダーらしい立ち振る舞いをして絶対的なトップであるということを日常生活で見せつけましょう。食事の順番も飼い主が先に取り、遊びも飼い主のペースで遊んであげる必要があります。ワガママを言っても決して甘やかさないことが重要となります。

まとめ

今回の記事では、ヨークシャーテリアの特徴と性格、飼い方についてご紹介しました。
この記事を参考にしていただき、皆様のヨークシャーテリアに対する理解を深められる手助けになれればと思います。

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